177Lu, 223Ra及び131Iが利用される核医学治療薬の想定される投与患者数と医療機関における核種使用能力から導き出した治療環境の評価及び新規核種225Acの導入可能性について
1 近畿大学医学部放射線医学教室
2 金沢大学医薬保健研究域核医学
3 量子科学技術研究開発機構量子医科学研究所 分子イメージング診断治療研究部
4 山梨大学医学部放射線医学講座
核医学治療薬の対象となりうる患者数に対して,核医学治療を実施しているがん診療連携拠点病院などが有している核種の使用能力が十分な状況にあるか検証を行った。177Luについてはある程度対応可能な使用能力を保有しているが将来的には不十分であること,225Acについては病院が設置している現状の設備では導入が困難であった。また,全国的な核医学治療の実施医療機関の分布が患者が平等に治療を受けられる環境である均てん化の状況にあるのか,検証を行った。人口10万人あたりの換算では問題がないようだが,今後期待される核医学治療の普及に対して,均てん化に貢献する地方で核医学治療の中核を担う病院の負担増も懸念され,早急に病院の使用能力の改善策を講じることが求められる。
Key words: nuclear medicine therapy; designated cancer care hospitals; uniform accessibility
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