放射線グラフト重合法によって作製した繊維に固定したヨウ化銀を使う水の過冷却の低減
1 (株)環境浄化研究所
2 早稲田大学理工学術院
ヨウ化銀(AgI)は,その結晶の構造が氷晶の構造に類似しているので,氷晶核形成物質である。過冷却を抑制する物質としてのヨウ化銀の利用を拡げるために,放射線グラフト重合法を使って作製した陰イオン交換繊維にヨウ化銀の沈殿を固定した。ヨウ化銀固定繊維をプラスチック製管の水中に浸漬し,管を設置した水槽の温度を1°Cから−4°Cまで低下させた。ヨウ化銀固定繊維の存在下で,水の過冷却が抑制されることを,水の相変化の目視および水温の測定によって実証した。
Key words: silver iodide; immobilization; nylon fiber; radiation-induced graft polymerization; supercooled water; freezing
© Japan Radioisotope Association 2024. This is an open access article distributed under the Creative Commons Attribution 4.0 International (CC BY 4.0) License (https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/)
This page was created on 2024-07-24T09:43:23.111+09:00
This page was last modified on 2024-10-03T15:36:16.000+09:00
このサイトは(株)国際文献社によって運用されています。